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現実と夢
蝉が鳴き、蟋蟀鳴いて、ボクも泣き泣き。。。。ああ、忙しかった数日。

個展前なので追い込みの本焼き窯詰め。コレが現実だ~とばかりの日々なのでした。


アトリエに閉じこもり、ながらテレビでニュースを見れば、

世間では夏休みも終わっているところも多い。

まるで夏休み宿題の追い込みかのような、素焼き生地に絵付け、

やり溜めた絵日記描いてるみたいだったな。(只今本焼き中!)


作業終了後。洗面所の鏡の前で顔を洗うと、映る顔のくぼみにある目ん玉は真っ赤です。

疲れ目?それとも絵付けに使った、第二酸化鉄(弁柄)のせいでしょうか?


さて、そんな眼を休めるためにも少し仮眠。

心眼?で夢を観ました。


静かなお寺さんの参道へと引っ越しをした家。

玄関さきで冷たいガラスにもたれて辻を眺めていると、

昔につき合いのあったトモダチが走馬灯のように流れていきました。

おまけに住みかえた家でどのようにアトリエを作るか、悩んでいます。

それともトモダチのことで後悔してたのでしょうか。涙が頬に流れています。


感傷的になったのはひさしぶりな韓国友人Kさんからの電話のせいか、

窯詰めながらでチラ見していたテレビのなかの映画 「20世紀少年」のトモダチででしょうか。


しかしなあ~。

信仰心もないのに神社仏閣の夢をよくみますね。

30代前半の夢は、嵐で船が難破して海に溺れている。

30代後半は山に登っていく夢。40代は寺を求めるとは。。。。全くもって単純なオトコです。


それも昔と違ってきたことのひとつに、ボケがまわってきたのか?

夢と現実の区別や境がつかなくなってきた。いちいち確認するようになった。

やがてもっとボケが進行すると、そんな確認作業も止めてしまうのかな。


本日は野暮用?があり、またも現実なのに悪夢なハードスケジュール。

朝一からトモダチが来ます。『デ~マ~チクン、ア~ソ~ビ~マショ。』

夢か?現実か?

どちらにしても精神は肉体という箱のなか、揺れ漂っているオイラなのです。   出町光識


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by super-bird | 2009-08-29 04:50 | 気になるおしゃべり
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