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アートママ
11月13日。慶応大学 日吉キャンパスにいく。

茨城県から神奈川県まで自動車走らせ、3時間ほどで到着。

オイラ、なぜにそんな場違いなところまで。。。。アルパカに会いにいったのだ。

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いや、違うちがう、現代美術作家 折元立身さんに会いにいったのだ。

来往舎現代藝術展6 『 折元 立身 パフォーマンスアート・ビデオ展 』
TATSUMI ORIMOTO / performance art video exhibition
会期: 2009年11月7日(土)~14日(土) 場所: 慶應義塾大学日吉キャンパス 来往舎ギャラリー 
開館時間: 11:30~17:00  ※日曜日は休館 観覧料: 無料
オープニングレセプション: 11月7日(土)16:30~17:30 (ノンアルコール)
パフォーマンス: 11月13日(金)12:15~13:00) レクチャー: 11月13日(金)16:30~  無料
企画: 慶應義塾大学美学美術史学専攻近藤幸夫研究会
主催: 来往舎現代芸術展6 『折元立身 パフォーマンスアート・ビデオ展』実行委員会

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折元さんの『パン人間』パフォーマンスやビデオ展示鑑賞や、レクチャーなどを受けました。

お忙しい合間に、慶応大学の学食で、貴重な時間を割いていただき、

自身のアートやパフォーマンスについてことをお聞かせ願ったり、

アルツハイマーなお母さんのこと、男代さんについてお話ししていただきました。

御存じの方もいるかも知れませんが、折元さんは、NHK人間ドキュメントの放映でも、

老いた母親とアート作品つくりした代表作『アートママ』などで、共に制作することで介護や刺激をあたえた、

日常が紹介されました。この部分があることで、現代美術の表層にある人肌恋し、または愛のなさに、

真正面から向きあっていることを感じさせてくれます。



オイラ自身の極私的なことで考えてみても、お母さんとお絵かきした子どもの頃の記憶がある。

なぜ、今自分が作るものを無邪気に子どもの頃のように、母親に全てを見せなくなってしまったのだろうと、

かえりみて情けなくなった。 最大の親不孝かもしれない。


折元さんは母親 男代さんに、すべて作品や取り上げられた新聞記事を見せるという。

そのコミュニケーションがしっかりとあり、アートワールドの美術マーケットで活躍している

グレートアーティストなのだ。


誰にでも母親がいて、母親と絵遊びをした記憶があるだろう。その原風景と出発原点。

代表作『アートママ』は、どのアーティストの心を震わせ、アーティストでなくとも、

誰にでもいる母親との関係を描いている。折元さんの語る姿に目が潤まずにいられなかった。

すごいね。


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そして来年におこなうアートプロジェクトのことも、お願いもしっかりしてしてきましたよ。

御協力の口添えをしていただいたK学芸員さん、ありがとうございました。

ご住所を調べ教えていただいたS学芸員さん、ありがとうございました。


とてもオイラにとっては、アートをしているという根幹を見直す良い1日となりました。感謝。

そして気さくなパン人間な折元さんには、感謝感激であります。次はオイラがジャム人間だ。 出町光識

折元立見プロフィール

1946年 神奈川県・川崎市生まれ
1969年 渡米し、カリフォルニア・インスティテュート・オブ・アートに学ぶ
1971年 ニューヨークに移り、ナム・ジュン・パイクの助手をつとめる。フルクサス・グループと出会い、パフォーマンスを開始
1972年 アメリカ・ニューヨークで最初のパフォーマンス”Two Bodies No.1” 
1976年 川崎・渡田山王町の自宅にて日本で最初のパフォーマンス”My Body” 
1977年 帰国し活動の拠点を日本に置き、国内外でパフォーマンスとイベントの発表を行うとともに、それらを写真・映像と有機的に結びつけた展覧会・印刷物(写真集、ポスター、ハガキ等)の発表を持続的に行う
代表作、”Step in”(1980-86)、”Pull to Ear”(1983-87)、”Bread Man”(1992 -)、”Art Mama”(1997 -)、”Selling Bread People”(2002)、”Boxing Partner”(2003)、”50 Grand Mamas”(2006) など

【主な個展】
1972年 パフォーマンス ”Two Bodies No.1” ソーホーのロフト ニューヨーク
1976年 パフォーマンス ”My Bodies” 折元自宅 川崎・渡田山王町
1980年 イベント ”Step in”ニューヨーク/ロサンゼルス (以後、1986年まで世界各地で展開)
1985年 イベント ”Pull to Ear” 東京、川崎 (以後、1988年まで世界各地で展開)
1987年 パフォーマンス ”Carrying the Chimney” お茶の水 東京
1988年 パフォーマンス ”Carrying the Bread” シドニー オーストラリア (シドニー・ビエンナーレにて)
1991年 パフォーマンス ”Bread Man in a City” サンパウロ, ブラジル (サンパウロ・ビエンナーレにて) [”パン人間”誕生、以後、今日まで世界各地で展開]
1992 年 パフォーマンス ”パン人間たち”  ギャラリーK 東京 / 岩田屋デパート 福岡
1997年 イベント”アート・ママ” 折元邸 川崎 (以後、今日まで世界各地で展開)
2000年 個展 ”Art Mama” ブラウンシュヴァク写真美術館 ブラウンシュヴァイク ドイツ
個展 ”折元立身 ART MAMA+BREAD MAN” 原美術館 東京
2001年 パフォーマンス ”12 Bread Men” ヴェネチア イタリア (ヴェネチア・ビエンナーレにて)
パフォーマンス ”100人のパン人間” 横浜 (第一回ヨコハマ・トリエンナーレにて)
個展 ”折元立身: 1972-2000” CCGA 現代グラフィックアートセンター 福島
2001年 コラボレーション”Art + Medical Care: Collaboration Work with Nine Alzheimer People “ 老人ホーム・サラ 秋田市
2002年 パフォーマンス ”Selling Bread People” 川崎市市民ミュージアム 川崎
2003年 パフォーマンス ”Boxing Partner” ギャラリー葉 東京
2004年 パフォーマンス ”処刑—パン人間” 川崎市市民ミュージアム 川崎
2006年 イベント ”50人のおばあさん” 川崎市市民ミュージアム 川崎
2007年 イベント ”ピクニック” 海芝公園 川崎
2008年 TATSUMI ORIMOTO / RETROSPECTIVA サンパウロ美術館 サンパウロ ブラジル

【主なグループ展】
1988年 シドニー・ビエンナーレ シドニー オーストラリア
1991年 サンパウロ・ビエンナーレ サンパウロ ブラジル
2001年 “現代写真の動向2001 outer⇄inter” 川崎市市民ミュージアム 川崎
2001年 ヴェネチア・ビエンナーレ アペルト部門 ヴェネチア イタリア
2001年 横浜トリエンナーレ 横浜

【作品集】
1986年 “Step in” オリモトスタジオ
2006年 “ORIMOTO TATSUMI Perofrmance Raisonne”  ギャラリー21+葉
2007年 折元立身著 ”折元立身の仕事” 青幻社
2008年 サンパウロ美術館での大回顧展「TATSUMI ORIMOTO RETOROSPECTIVA」



オマケ。。。。。。。アートプロジェクト実行委員会の同行したK女史は、パン人間になりました。ははは

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by super-bird | 2009-11-14 04:18 | 気になるおしゃべり
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