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四足
東京にあるサボアヴィーブルさんでの個展に向け、連日窯焚きを続けている。

素焼き、本焼と同時焼成した二窯は、夜中にはとっくに焚き終えたのだが、

どうにも眠れない。(朝になってしまった。。。。。)


頭が興奮状態で、思考がグ~ルグルと回ってしまい、

BLOGに書き留めたいことが、目を閉じても文字がつらつらと現れてしまう。

(例えば『四足』 『貧乏芸術家財産』 『成果口伝者』 『水難』 『一期一会ビックバン』など。)


ぼく自身の器作りのなかで見せ場である、釉薬掛けと窯詰めの緊張。

そして国文祭準備関係で、大勢の障がいのある方たちとのワークショップで、

真壁に訪れた夢ある若者華道家M氏と、腐れ縁の映画監督M氏と久しぶりに会い、

東京へと送り返す前に、M酒店で量り売りでの地酒を酒盛りした開放感からだろう。

緊張と開放の出会いは脳内を絶妙に刺激するのだ。


秋の国文祭のなかで、地元の人と他から来た人(よそ者)の出会いや、

日常と非日常の出会いは、これまた刺激的で絶妙なバランスを産み、楽しい。


お互いの心が揺れて、それぞれの何がしかの日常生活で凝り固まったものが

ガラガラと崩れていくことは、自己心境を観ても、他人心境を観ても、

悪趣味といわれるだろうが、快感である。

それはまるで映画そのものであり、ドラマだからね。


例えば映画監督M氏と華道家M氏は、流れ者。

ジョン・スタージェス監督作 『荒野の七人』で、盗賊らに狙われた貧しい村、

そこに住む農民たちから雇われた腕利きガンマンですな。

つまり風である。 (盗賊=イナゴ、農民=大地、流れ者ガンマン=風)

無風は吹き溜まりになるし、よどむ。風通しは良いほうが、ぼくは好き。


昭和の昔? この町ではよその者を、差別語で『四足』と呼んだらしい。

田舎という村社会である地域を、自衛していく方法のひとつなのだろうが、

よそ者を四足という、人扱いでなく、獣、ケダモノなのだから凄い言葉だな。


『あいつは4足だから。。。。。。』


さて、四足の愛犬モミヂと、朝の散歩に。。。。。四足な自分もいきましょうかね。 出町光識


追記 本当は日本人なのだから、映画の例えも黒澤映画、『七人の侍』でしょうが、
    七人モノの初見が『荒野の七人』で、好きな俳優がスティーブ・マックイーンさん
    なのでお許しを。。。。和の風ならず。荒野の風ですな。) 
    

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by super-bird | 2008-09-05 05:09 | 気になるおしゃべり
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