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キャッチボール
本日は小学校の講師の日。総合的学習の陶芸グループを教えに行きました。

久しぶりに会うので、生徒みんなの前では少々緊張でしたね。

なのでここは逆に開き直りと、みんなとは腰をすえていろいろと話をしました。

陶芸家という子供たちには、正体不明で未認識な職業についてや、

住んでいる町が昔から窯業地で、その起源と歴史も話しました。もちろん、

ぼくがこの道に入ったきっかけも、じっくり話したのです。


授業ということもあり、普通のワークショップとは違い、積み重ねで何かを

彼らには学んでもらわなければなりません。

それに話したことは、のちのち成果発表会でも必要なことですしね。


脱線した話はここでは書きませんが、そのようなほうが興味深々だったかもしれません。

子供の頃に聞くことができた、授業に関係ない先生の脱線話が、ぼくは大好きでしたしね。


粘土を触って理解できることもあるし、言葉で話して伝わることもあります。

それはどちらでもよく、彼らの可能性のどこかに、何か触れればいいのかな。


話をよく聞いて心に届いた子も、いたのではないかと思います。

それぞれが個性が違うので、心に届かせる接し方も違って当たり前ですよね。

ひとりひとりに球種を変えて、ボールの速さや投げ方を決めて、

キャッチボールしないとね。でも、ぼくは先生ではない訳だし、評価や成績でなく、

子供と同じ心?もしくは童心に近いようにしています。

真剣なまなざしでこちらを見て、聴いている生徒が何人かいて、

心を動かすものは、心しかないとあらためて思いました。

子供は素直で良いね。まだみんな心も頭も、しなやかで柔軟です。  出町光識


おまけ。。。http://ameblo.jp/room-jj/entry-10146454778.html。
本日から代官山にあるお店で『代官山 暮らす。』さんで酒器展がはじまりました。
ぐいのみ、マグ、カフェボールなども出ています。覗いてみてください。


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by super-bird | 2008-10-02 20:58 | ワークショップ
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