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宇宙戦争
個展前でドタバタと窯詰してますといいながらも、一昨日は映画【宇宙戦争】をテレビで観る。

手を休めても仕方ない。スピルーバーグ監督はオイラ世代には一目の価値がある。

オマケに主演俳優が、トム・クルーズさんなら見ない訳ない。

良い監督や俳優さんと仕事を続けるトムさん。最近はアイパッチだし、本当に仕事楽しんだろうな~。


宇宙戦争_d0074542_9331192.jpg


さて、スピルバーグ監督ですから、言わずと知れてお父さん、親父が映画のキーポイント。

彼のライフワークは父親像ですから、宇宙戦争でも当然ながらそこが魅せ場なのだ。

今作は記憶では賛否両論あったらしいが、スピルバーグ監督なのだからこのような展開は理解できるし、

この監督に宇宙人との直接的戦闘を期待する方がおかしいぞ。未知との遭遇だし、ETなんだから。

宇宙人の姿は見せないもったいぶるは当り前のジョーズなコンコンチキである。

ムチャぶり大げさにいえばそんなことはどうでも良い。まずはお父さん。これが彼の映画。


そして天から光と人の闇。静寂と暴動。などなど。。。。。内容も監督の巧さが安心して見れる。

SF?サスペンス?ホラー?を安心してワクワクと見れる。変な言いまわしだな、まあいいか。

映画はどこまでも映像詩として美しく。ああああああああスピルバーグ監督と思ってしまう。

そしてトムクルーズさんは、ヒーローでも労働者パパでも、いつものように苦悩する顔が似合いますな~。

トムさんは晩年が楽しみだな。良い映画監督なるよ。おそらくは今ではアメリカを代表する

映画監督であるクリント・イーストウッド監督と一緒だね。


ああ、この映画を短期間で作った監督、そしてアメリカ。。。。  父親像はいかがなんでしょうか。(嫌味?)


そんでもってスピルバーグ監督とイングマール・ベルイマン監督に、何か共通を感じるのは、

オイラだけでしょうか。一見派手に見れるスピルバーグ監督の映画は、

静寂するなか次へと人物の心が揺り動場面が実に美しい。これは映画という表現の肝である。


オイラは宇宙戦争楽しめましたよ。  出町光識


追記 オイラは窯詰め戦争だね。ははは


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by super-bird | 2009-04-12 01:53 | 映画TV
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