行ったり来たり、出したり入れたり
W杯で寝不足の今日はいささかツライ。

朝は車で移動、ラジオからは隣国のミサイル攻撃に議論白熱。

栃木県益子町M-styleに到着。

仕事は企画展の案内状の封筒詰めなどなど。

世界情勢がどんなであれ、中小企業タコ社長の本日の雑務は山ほどある。

昼過ぎには陶芸家に変身~。

茨城県桜川市の自宅アトリエで窯だしをする。

じゃかん温度が低かったので、釉薬の解けも面白く上がっている。

今回の窯はなかなか良いと満足満足。  
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そしてこんな感じ。
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そんでもってこんな感じ。     
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                    T-BOXでの展覧会まであと五日です。


午後からはお客さん、ギャラリーの社長Oさんと打ち合わせ。

ギャラリー販売とネット販売の打ち合わせ。

僕の作品の中から知らない一面を見て、喜んでくれた。

なんとも嬉しい。(どんな作品かは秘密です。)

足元の悪い中遠くからありがとうございました。

夕方からは、もうひと踏ん張りの窯詰め。

今日は出したり入れたり。忙しい。


外は暴雨がフル振る、ザーザーだわ。


雨ニモマケズ、こんな日でも外で釉薬がけをする。

雨大好き。濡れ濡れだ。

雨粒が僕にあたり冷たい。

乾いた素焼きの生地に雨があたり、釉薬と共に染み込んでいく。


なんだか心地いい感覚。


作品が少しのスカスカの窯詰めは僕らの業界では大名焼きという。

今回のオブジェは温度域を狙って良い物が取りたいのであまり数はつめません。

炊き上がりは明日の明け方、TVでW杯の準決勝戦を見終わる頃だな。


明日は朝から真壁小学校の6年生「田舎っぺ・クレー・クラブ」の授業がある

子供たちに向き合うために体力温存。ひとやすみ、ひとやすみ。

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           窯だしされた真壁小の子供たちの作品、明日お楽しみに。
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# by super-bird | 2006-07-05 21:54 | 美術to工藝
明日のためにその1 キーボードを打つべし!
会社のブログデビューは難しい。

社長のあいさつ。こんな物は読みたくない。

とりあえず、写真は何を使おうか?

アトリエから見える筑波山。

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なんともわが社を象徴するかのごとく、泣き出しそうで雲行きが怪しい。

いけない会社のために前向きに書かなければ。

えーと、陶芸というジャンルの職業にしていると、

趣味と産業の枠の中でもがくことが多くなる。

望む望まないを別に、残念ながらそれに慣れてしまった人の多い環境だからである。


もちろん、僕の身体にもそんなダメダメウィルスは蝕んでいる。

気を許すと陶芸家ゾンビになっちゃうんだ。ジョージ・A・ロメオ。


めちゃくちゃ後ろ向きだぞ。とにかく、

陶芸は趣味であるからあくまでも個人的作業でパブリックな展開を望まない。

そして、

陶器産業として大きく発展を遂げてきて、古代からの焼き物の持つ呪術的精神性は

うすくなってしまい、文化でなく文明という消費に加担してきた。

だから、

現代において陶芸は、行き詰まりのジャンルである。

その業界で働いているから言いたくは無いが技術的発展も精神論でも後ろ向きだ。

またまた後ろ向き発言。こんな考えをしていると毎日が迷い道、回り道の連続だ。


段平「ジョー、立つんだ。ジョー。」

オイラにゃー獣の血が騒ぐ、ルルル、ルルルー。明日はどっちだー。by寺山修二

まー、ともかく

昨年に会社を始めたのもそんな慣れきっている状況に蝕む自身の

身体に無理やりメスを入れるためである。


出町「蝕むダメダメウィルスから助けてください、ブラックジャック先生!」

B・J「このオペは1000万円だ、それ以下にはびた一文まけられない。」

出町「天才外科医ブラック・ジャック、あなたは神か悪魔か。。。」


会社というパブリックな存在価値は世捨て人にならないための陶芸家にとって、

最高のオペとなるのか、それとも特効薬になるのか。それとも。。。

今後に期待を。

さらば陶芸。こんにちは、クレーアート。

表現者すべての自由人のために。

こんなことで僕の頭がグルグルでも、話し相手の筑波山は今日も雄大に動かざるだな。

                                               出町光識
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# by super-bird | 2006-07-05 03:31 | 美術to工藝