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一期一会 と 志茂田影樹読み聞かせ劇場
いつも粘土ワークショップで子供達に教えに出向き

お世話になっている桜川市真壁小学校で

「志茂田影樹の読み聞かせ劇場」があるというので出かけて見ました。

日頃同じ様なことをしている客観視できるチャンスだし

ミーハーな僕には最適な機会でした。


毎度のことですが優しい教頭先生とは様ようなことを

じっくりと珈琲を飲みながら話をさせていただきました。

仕事である注文品の窯詰めを抜け出しての合間

息抜きなった良き出会いのひとときでした。


この写真は読み聞かせ後の絵本販売サイン会の様子。

一期一会 と 志茂田影樹読み聞かせ劇場_d0074542_21334762.jpg

派手な出で立ちでご存知
作家 志茂田影樹さん
2006・11・7撮影


活字離れの僕ですから勉強不足で志茂田さんの小説は

一冊も読んだことがありません。(威張れることではありませんが。。。)

なので絵本をたくさん書いてることも

全国で1000回近く読み聞かせのワークショップをしていることなど

知りもしませんでした。(年内には達成するようです。)

志茂田影樹さんサイト http://www.kageki.jp/index.html


今回の読み聞かせ劇場は

「ぞうのこどもがみたゆめ」「まんねんくじら」「ぽんちとちりん」の3作。


一期一会 と 志茂田影樹読み聞かせ劇場_d0074542_218098.jpg

「ぞうのこどもがみたゆめ」
絵本のスライドと
音楽隊のフルート
仁平さん。



一期一会 と 志茂田影樹読み聞かせ劇場_d0074542_2212240.jpg

良い子のみんなと
身振り手振りとで話しかける
志茂田さん。

中央の椅子に座っているのは
奥様ですが
公園に子供を連れてきた様な
優しいまなざしで
志茂田さんを見ているのが
印象的でした。


一期一会 と 志茂田影樹読み聞かせ劇場_d0074542_2262416.jpg

『ブルルルルルるるるるん』と
こぞうの鳴き真似をする
志茂田さん
お上手でした。


どの話も別れと絆をテーマに生きるという喜びの賛歌を載せた話でした。

一期一会の大切さを見つめ直す機会が自分に持てましたね。


昔テレビで見たことがあり、今回も途中の語りで話されてましたが

志茂田さんは小学校2年生時に

他校から新任でやって来た担任教師に

「なんでこんなでたらめの絵を描くんだ!』と頭ごなしに言われ

自分の思いを無視されて、絵を描く事が大嫌いになったことは有名な話。

この全国を周る読み聞かせ劇場を初めて自作に絵をつける機会を得て

絵に戻れて本当に良かったと話していました。


推測ですが子供達の為にワークショップを始めたいという当初の反発心も

志茂田さんが担任教師に受けた幼い頃の傷も

このような会を重ねることで癒され気持ちに変化があったのでないかな。

人の出会いやワークショップに改めて考えさせられ

自分に渇を入れたしだいです。


話は飛びますが、今もうひとつの出会いの話。

アートユニット SUPERBIRDに新たなメンバー 春山ヒロタカさんを向かえ

SUPERBIRD+J として一期一会の縁をいかした話は

先のblogに書きましたが

その中でふと感じていることを書きたいと思います。

新たな人と出会うといつも感じるのですが

それと反対に離れてしまった人を思い出したりします。

例えばSUPERBIRDの場合、立ち上げ当初いたメンバーのことです。

僕の性格がうじうじしているからなのかわかりませんが、

新たな人と出会う時にいつも去っていった人が心に蘇り、

まだ残っているのだなと自覚したりします。

そのようなことは距離観が近い遠い、過去とか死とかに関係なく

心には現在形として確かに存在するのです。

それを絆というのかもしれません。

だから僕の場合は後悔は常なのだけど、出来るだけしないように

一期一会の縁を大切にしたいと思うことを考えさせられた今日1日。

秋という物悲しいさよならの季節、出会いを思うこの日頃です。

すべての出会いに感謝!  出町光識
(追伸 読書の秋ですから、志茂田さんの本を読んでみたいと思います。)


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by super-bird | 2006-11-08 03:14 | ワークショップ
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