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粘土は心を耕す
今年最後のもうひとつの美術館での陶ワークショップ。

みんなの美術館。 ここでの笑顔は心の栄養である。 

それがもうひとつのすべてだろう。


俗に言われる陶芸家の仕事とは壷・皿などをを作ること、

しかし粘土のできる本当に凄いことは心を癒し、勇気を耕すこと。


本日、陶ワークショップ30分前。

独りで静かになる、始める前の自分の儀式。

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空を見て、自然を見て、自分に話す。

粘土に、人に、教え伝える何かがあるか。

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いつだって振り子のように揺れているんだ。

人に見せる傲慢ほどの勇気は強がりの盾、

自分の中にある真の勇気は張りぼての鎧。

手に持つ、剣はこれまでの経験という勇気のすべて。


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今日偶然見つけた美術館の裏にある自分と同じ歳の古池。

昭和43年度卒業記念寄贈 観察池。

この古池に生き物はいないのだろうかと覗き込む。

その手入れのされないみすぼらしさに不安と期待がその水のように淀む。

しばらくするとさざなみほども立てないが、小さな黒影がスーッと横切る。

あ~、魚いるんだ。 タナゴだろうか。

まるで死んでいたかのように見えた観察池は

静かに誰かが来るのを待ち望んでいた。  


あるんだね。  がんばっている。  


僕は古池に何故だか勇気をもらいワークショップの部屋へと向かった。



陶ワークショップ参加者のスナップ写真。

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大好きなおじいちゃん顔だって。
いつも元気だね。



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おねえちゃんは花壜を制作。
次々に湧く独創性に
今日も驚かされるよ。


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こどもたちは無邪気に笑って粘土で心を耕す。

おとなたちは真剣に自分に向きあい粘土で心を耕す。

どちらもOK、どちらも最高!

みんなから今日もまたひとつ勇気をいただきました。

今年、もうひとつの美術館でワークショップに参加していただいた方

本当にありがとうございました。

冬が来たので美術館の休館のあける春にまた会いましょう。  出町光識

追伸  『古池や 待ち人恋し 春の風』 

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by super-bird | 2006-11-13 07:29 | ワークショップ
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