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人も歩けば。。。
ここに書くべきことなのだろうか。

いやあえて書かなければいけないだろうな。それが僕という人間なのだから。

思ってしまったことに嘘はつづれないもんね。

駄目出町この日頃。。。(一部の人はなつかしのフレーズかな)


人も歩けば。。。_d0074542_5524896.jpg


会社を始めた時から考えて見ればそうだったのだろう。

嫉妬と妬み。

自分の中にはもちろんのこと、周囲の人たちにもあった。

ものごとがギクシャクし障害があって先に進まないのはそれが原因のようです。

薄々はわかっていたが、会社を始めて公と私の立場を経験して言えるようになった。

この世の中は嫉妬と妬みで廻っている。

『生きるも地獄、死ぬも地獄』とはよく言ったもんだ。


創作活動、仕事、ビジネス、人間関係、お金なんでもいいのだが

結局どれもこれもの一番奥底の底にあることはどれもが感情であり

その感情がもつれてどうにもならなくなっていることが多い。

みんな見たい見たくないはあるのだろうが、

つまりはそれが嫉妬と妬みの魑魅魍魎なのだろう。


経理会計を頼んでいる会計事務所の Oさんに

よく言われた 『社長なんだから誰とでも皆さんと仲良い関係を作って下さいね』

の言葉の裏は嫉妬妬みの渦中に入ることだったのですね。

誰かと良い関係になれば、どこかで嫉妬と妬みが生まれる。

人間の情念のパラドックスは無限地獄です。


まあ、良しとしましょうか。そんなことがわかった1年間だったとしてもね。

もともとが『ものつくり』なんていうヤクザで極道な人間は

人の顔をしてはいるが、救いがたい修羅であり鬼なのだから。

どう転んでも、逆立ちしても観音さんや菩薩さんにはなれやしない。


ところで上の写真は何かというと

故 井田照一先生の紫綬褒賞受賞記念パーティーを京都のホテルで行ったときに

先生の胸についていた花なのです。

それをパーティーの合間に僕の胸につけてくれた物です。

先生の行動に意味が有ったか無かったかわかりませんがね。

でも今は僕のアトリエでホコリで誇りまみれです。

あの時の先生の行為に僕に向けられた周囲の目も忘れられません。

たかだか造花なんだけど、人の思いは深いものですね。。。


犬も歩けば棒にあたる。

人も歩けば嫉妬妬みにはまる。 お粗末でした。  出町光識

皆さんのぽちとパワーが欲しいよ。 朝から重くてごめんね。 毎度かな。

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by super-bird | 2006-12-21 06:54 | 気になるおしゃべり
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