人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< 赤い金魚 バーチャル陶芸体験 >>
海のそこのそこ
気がつけば海の日になっていた。

僕の脳の一部はある時期から

停止しているのか機能しない。


海の日が10年もの前から変っていたことすら知らなかった。

いや、正確には聞いたことあったが忘れている。

今年は16日なんだ。

自分の中では毎年7月20日の固定であった。


まったく困ったもんだな。

日常の物事に関心がないのかな。


そういえば夢見ることも同じようで

その中に登場する自分はどう見ても実年齢よりも若く

外見も行動も若々しい。


脳内認識停止か認識固定されている。

まあ、夢なのだから若くてもいいのだろうけど。(みんなさんはどうなんだろう。)


昔によく見た夢は嵐で時化た大海原を

アップアップと溺れて泳いでいた。


最近は見なくなったな。


山の峰を目指し昇る夢をよく見るようになって

しばらくそれがつづくとやがてなくなった。


そんなわけで海の日と年齢認識停止(幼児?)と言うことで

海の絵本でお気に入りを2冊紹介。


海のそこのそこ_d0074542_031520.jpg

(絵本表紙)

『漂流物』 デイヴィッド・ウィナーズ著書

言葉が無い、それがいい。

きれいな色と絵が惹きこまれる。

流れる詩が波と共に何度も打ち寄せてきて

読んでいるこちらを海の底へと導いてくれる。

少年の気持ちと好奇心が波と波でぶつかり合う。

海は他人とつながる地球の血液かな。


もうひとつは有名なのでご存知の方も多いかな。


海のそこのそこ_d0074542_0324440.jpg

(絵本の中挿絵から)


なんでしょう?



そうです。

『スイミー』  レオ・レオニ著書    谷川俊太郎翻訳

かなりポピュラーなものです。

恥ずかしながら英語は解らないので

谷川さんの翻訳に酔いしれて参ってしまっているのか

原文がいいかは不明だが。。。


一匹だけ仲間と色の違う黒い魚 スイミーが

大きいマグロに仲間の魚を食べられ失いながらも

怖い海に生き、きれいさや不思議さに勇気をもらい

再び仲間の魚に出会うことで力をあわせて

マグロを追い出して生きぬくという話です。

言葉の優しさが海の底に漂うのがたまらない。

静かな海でつながる勇気と仲間たち。


水はすべての生き物共通の精神物質であり

地球の意識だと思う。


海は陸地よりもその表面積で

大きくやさしく包んでいる。


大好きな海。

今宵は久々に海の夢でも見たいもんだな。   出町光識

追伸 海馬が記憶と言うのも不思議だな。海だね。


応援のクリックは海よりも深い。。。

にほんブログ村 美術ブログへ

人気blogランキングへ
by super-bird | 2007-07-17 23:47 | 絵本
<< 赤い金魚 バーチャル陶芸体験 >>