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二十四の瞳
昨年に続いて2回目となる

真壁小学校での教育プログラム、

親子家庭学級に講師として

エッチラコッチラと粘土を担いで持参。


親子で作る陶芸教室のワークショップは

今回対象の1年生は4クラス。

生徒数は計115人で2人休み。

113人で親御さんを入れると

倍の200名を越える大規模なもの。


2000年ミレニアムべービーとかで

田舎町でも子供の数は多く、

各学年の倍のクラス数である。


参加人数はたくさんいましたが授業は

思いのほかスムーズに運びましたね。


これも企画担当のお母さん方々、

担任の先生、教務主任先生、教頭先生が

現場で全体をサポートしていただけたのが助かりました。

本当にありがとうございます。

二十四の瞳_d0074542_6522416.jpg

(両手ほどの大きさの粘土を
 配られ貰う1年生たち。。。)

 (冷た~い!、柔らか~い♪)


  
僕は何も仕事をしていないようなものです。


ワークショプの基本としている

なるべく参加者全員の方を

よく見て声を掛けてあげるだけですね。


というその姿はアッチコッチの

200人以上の人だかりの中を

ウロウロと図体のでかい

陶芸家という怪しい職業の男が

熊みたいに歩くだけなのですが。。。。

二十四の瞳_d0074542_653497.jpg

(ガヤガヤ。。。。
 やっぱりお母さん、
  お父さんと一緒、楽しいね)


片付け作業が終わってから先生たちと

学校給食を食べたり、

おしゃべりをする席を用意していただいたのも

嬉しかったな。


子供の頃から職員室好きの自分ですからね。

先生と話すことは何故だか面白さは格別のものです。



その会話で。。。


ある先生から自分の陶芸講師の様子を

成績評価????

行動分析????

お見事に化けの皮を剥がされ分析されているのに驚いた。


真壁小学校で子供たちに

焼き物を教える付き合いも4年以上もなれば

あたり前かも知れませんが

恥ずかしいやら、気まずいやら、

身が引き締まりまる思いです。。。。


教頭先生からも子供たちを見ること、褒めることを

繰り返しお話していましたね。


先生というと勝手なイメージで1番の印象は

『教える』というものですが

その前にこんなにも『見る(観察)』という行動が多いのかと

考えさせられました。


よく見て、考えなければ教えられないのでしょうし

見守ることなど出来ませんものね。


生徒はを大人の手本として先生をよく見ていますが

先生も生徒を自己の鏡としてよく見ているのですね。


二十四の瞳_d0074542_6535310.jpg

(楽しかった?)

二十四の瞳_d0074542_654246.jpg

(傑作の作品だ~!)


なんだか『二十四の瞳』という

高峰秀子さん主演映画を思い出しました。


先生をしっかりと見ている生徒12人の瞳を

先生も見詰め返しているのだなとね。


すべての可能性はそこから生まれるのだな。   出町光識


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by super-bird | 2007-10-26 06:34 | ワークショップ
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