田植えの時期。地には筑波山や霞ヶ浦の水が引かれ
水田となり筑波山近辺は豊の浦という常世の海になる。
風呂の湯船につかりながら、耳を澄ませば蛙の鳴き声がとどいてくる。
ケロケロケロケロケロ。。。。。。。。。。。。。。。。。。
あまりに賑やかなので、湯冷めするとは思ったのだが
風呂上りに涼みに外に出てみた。
アトリエ前のデッキに椅子をだして腰を掛け、
夜の筑波山と闇の水面に風が心地よい。
田舎の少ない街灯や家明りが地平線に一本に連れなっている。
まるで宮沢賢治さんの銀河鉄道のように見えた。
イーハートヴォ。 理想郷は何処にでも、その扉があるようにいつも思う。
銀河のなかで鳴く蛙は、そんな地平線の星座に飛び跳ねていた。 出町光識
応援のクリックぽちぽちとケロ。
人気blogランキングへ