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夏バテバテ
このところ、深夜や朝方の涼しい時に、粘土と格闘しながら

昆をつめすぎたのか、夏バテしまいました。

身体がキツイ。。。。キツイ。。。 温度差にもヤラレタ。    

夏の暑さは、まるっきりダメだな~。冬の寒さはオッケーなのにね。


ふぁあ~~~~



先日は福島県いわき市 ギャラリー昨明さんに、預けっ放しであった

グループ展出品した『タビトノウツワ』の搬出にいく。

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MEET-THE・WORLOD-2008展 7月5日~13日より



『タビトノウツワ』のひとつから。
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その後は、せっかくだからと常磐の海にでるも、着いた永崎海岸では、

もう『ベニスに死す』のラストシーンのようにボーっとした雰囲気で、

偏頭痛と悪寒にただただ寝ていた。この体調の悪さは、

いつかインド旅行での旅客機内での最悪以来で、

あの時も旅の前に、溜め込みながら仕事して体調崩してしまった。

失敗コレ学バズ教訓ニナラズ、だね。バカニツケルクスリハナイ。


常磐の白い砂浜で、嫌な汗をかいて苦しんでいた。

情けなや、情けやな。。。。 ワレハ油地獄脂汗ノ人間干物ナリ。



夕暮れには、また気合い入れ直し踏ん張り利かせて、

同市内のギャラリーWさんになんとか別件納品。

みちのくの出張は頭痛のお供としたのであります。トホホ。。。。


翌日は東京。バテた身体はむろん本調子でないが、

ギャラリーSさんとの打ち合わせに予定通りにいく。

オーナーさんから気持ち良いよどに明解に、自分へと疑問と難問を出され叱咤激励。

逃げ腰や問題を上手く経験でこなそうとする嫌な自分がいた。

オーナーさん2人の気持ちが理解できる年齢に、自分は存在する。

若者でないぶん考えもひとしお。

オーナーさんひとりは病気したのか、痩せた身体が言葉の優しさと共に沁みた。


その後、話された様々なことを整理する為に、午後の強い日差しの下を

闇雲にガツガツと渋谷を電車やバスに乗らず闊歩した。


ああ、足がアツイ。。。。頭痛ガスル。。。。やはりまだ調子戻ってないね。

夏バテは続いているのか、と思い起こされられた。

クソタレ~、ジブンニジブンガマケタクナイ。


それからKショップに着くと、同年代のHさんと話し込む。

バカ話したいも、何となく仕事の話が多くなってしまう。

そんな時代や景気だし、もしくは年齢的にも状況なのかな。

まあ、避けては行けぬ己が生み出していく壁を、壊したいとお互い感じていたのかな。


夜の町にふたりでぶらり呑みに行く。 生ビールと焼き鳥で暑気払いしたのだが、

実のこといえば、お酒を呑みすぎて体調も崩したのもあるので、

チョッピリ慎重だったりして、顔に出てたかな。それでも早くいろんな意味で

元気になりたいと、ビールジョッキにHさんと夢を語る。



夏バテはキツイ。もっとキツイのは中年の夏かな。

永崎海岸で脂汗かきながら見た男女眩しい若者たち。

ギャラリーさんでの中堅作家自覚と、若者のように無邪気に作れぬ責任。

40歳という、年齢上下世代にジェネレーションを感じてしまう、ある種の悲哀。

ここしばらくは、きっと人生の暑い夏なのだろうな。


夏蝉みたいにジージー泣いて、蜻蛉みたいに大きな複眼で真っ直ぐ進み、

風鈴の音色のように涼しく鳴らし、団扇のようにバタバタする。

人生の夏、中年の夏。 それぞれから夏バテである。     出町光識


追伸 来年は元祖天才バカボンのパパと同じ歳の41歳。
    これでいいのか?これでいいのだ。
    赤塚不二夫さん、心よりご冥福をお祈りいたします。合掌。


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by super-bird | 2008-08-03 13:09 | 気になるおしゃべり
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