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七歳までは神のうち
先週末、地域に住まう子どもたちが、Y神社のお札や軒下にさげたしめ飾り、

目入りダルマなどを集めに歩きまわっていた。どんど焼で年神である正月さまと

一緒に焚きあげて天へと戻すためだ。農家の多いこのあたりは、

小正月前にどんど焼きがまだ残っていて、きっと子どもたちが

お呪いに使った物を集めるのことは、福の神として地域を歩くというのも

あるのだろう。年行事や祭りには昔から子どもたちは、大きな役目をしている。

村社会や大人へとなる準備という見方もあるが、

子どもは神さまに近い魂で、神さまと人の仲立ちをする存在だからだ。

明日という希望に満ちた子どもを、軽視する構造や仕組みの社会にあれば、

そこに希望はない。むろん神さまもいない。

題名は旧年、福島会津旅で手に入れた言葉。 生きる豊かさを感じ心がゆれた。

                                    出町光識


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by super-bird | 2009-01-13 07:11 | 民俗風土
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