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息吹くもの
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本日の作業おわり。

思うように捗らない、沢山作り過ぎたか?やることがいっぱい。


白化粧(粉引き)カップ、コーヒーカップ、皿の仕上げは完了したが、

鳥の掛け花が思うように数が進まない。形のひらめきはどんどこ湧いてくるのだが、

手のほうが追い付かず、疲労困憊で疲れ気味。へとへとなココロ。。。

こけし鳥ボディーが仕上がったもは5分の1のみ。とほほ。。。

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(見えない。疲れて写真も暗いね。。。)



半端残り物パーツや破損パーツで作った一輪差しは、とりあえず生状態は完了。

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(この写真、60年代のSFドラマ風だな。)


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どこぞのCMで、人形は顔が命というが生き物や物の怪を作るとき、

他の器とは向き合いかたが違い、楽しいが疲れる。テンションアゲアゲだしね。

掌から命の息吹きを粘土にふき込むからだろうか。


しかしながら真面目な陶芸家のオジサンからは、このような仕事や作風は、

子どものようにワザとヘタウマにしてるとか、子どもダマシだと言われたり、

障がい者を馬鹿にしているなど言われたこともある。 まあ、気にはしないけど。

オジサンは作られたモノの完成度の重さや、主観の重要さに重きを置きすぎるのだろうね。



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命といえば一昨日。

絵本を何冊か読んだとき、そのなかで宮西達也さんの二冊の絵本で、

状況がことなるものの、主人公を守った人(母親コヨーテ&チビ恐竜)が、

あっさりと死んでしまうというのを読んだ。

もちろん子どもが読むような絵本だが、命が簡単に亡くなる軽さが心にしみて泣けた。

命の重さは単に重いものではなく、自らの命は軽く、

誰かにとっては重かったりもすると、あらためて感じた。

ん~ん、うまく伝わらないかな??? 

命が重い軽いとかではなく、自身を思うより誰かや何かを思う方が重い。そして儚い。

仮眠後引き続き、鳥の顔(いのち)を仕上げて作ります。

オヤスミナサイ。        出町光識




~展覧会のお知らせ~

【私の雛人形展】 八重洲 T‐BOX さん
今週のみ1月26日から31日まで開催。
T-BOX  東京都中央区八重洲 2-8-10 松岡八重洲ビル3F TEL/FAX: 03-5200-5201

【黒のゆらぎ展】 ぐいのみ・抹茶碗展 Trad Meister Club gallery さん
2009年1月16日から3月15日まで期間限定ネット開催。


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by super-bird | 2009-01-30 03:56 | 気になるおしゃべり
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