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待ち人思い
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北海道土産で六花亭 マルセイバターサンドをいただく。

お酒もよいが甘いものにも目のないオイラは、これまた好物でやはり美味しい。

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お供の温かい飲み物は昨年韓国のチングから、やはりお土産でいただいた韓国の豆茶?。

少しインスタントコーヒー入れた独自ブレンドを遊びで作り、

これまたミルミルミルキー感が倍増してさらに美味しく、すべてお腹に収める。

ほっとするひととき。



仕事の午前に韓国個展への作品発送の荷造り梱包をする。

住む田舎の郵便局からは海外に発送など珍しく、何かと手こずるので

いつものように隣のつくば市から手配。局員さんの手際は良い。



お昼には栃木県 益子町に行き、北海道にあるギャラリーオーナーさんとお蕎麦を食す。

このご時世だから景気の話となるが、全国どこも変わりはない。

テレビで見ていた北海道の今井丸井と西武百貨店が撤退する痛手を聞いたり、

近くにあった大型書籍店倒産もギャラリーにとってはマイナスだと話していた。


文明と文化の歯車は何処でもくるいを生じている。

北から南と弓形に長い日本だが何処も変わらない。


オーナーさんが益子町に何か面白いものはないかと話していたが、

それも変わらない、ある筈もない。冷たい面白くない言い方しかできない現実。

もちろんオイラの器作品や、昨年秋に行ったアートプロジェクトの話などもしたのだが、

会話の根底には冬模様ではない、精神的な冷え込みが漂う。


今月に個展で行く予定の韓国 ソウルもそれは変わらないだろう。

長い島国だけでなく、丸い地球も同じかな。


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北海道の冬、韓国の冬。

冬の厳しさは関東 茨城で感じるより鋭敏だろう。

季節移ろいの色彩を肌あいで読みとっているに違いない。

そこでの待ちどおしい春らしさを思って、それぞれの待ち人に届けばと

新緑に似た明るい織部の器を作ろうと夕暮れからは、ロクロを挽いた。   出町光識  



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~展覧会のお知らせ~

小田急線 成城学園前駅コルティ2F ヘンデル&グレーテル本店
2月6日からテーブルミニ個展。


【黒のゆらぎ展】 ぐいのみ・抹茶碗展 Trad Meister Club gallery さん
2009年1月16日から3月15日まで期間限定ネット開催。
by super-bird | 2009-02-07 02:13 | 気になるおしゃべり
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