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うつわに化粧、僕はスッピン
昨日ろくろを挽いた片口と どんぶリの高台削りが朝の仕事。

それから、白化粧掛けをしました。

作りの生地が赤土なのでカオリンベースの白い化粧をしたのですが、

焼き物の化粧とは役者がお化粧するのといっしょです。

舞台栄えするようにしてあげるのです。

女優や男優、歌舞伎に、舞踏。。。 役者しだい、お好みしだいです。

今回は濃いめの白化粧を手で塗りたくりました。

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好きなんですよ。泥遊びみたいなんで。


今日は福島県いわき市に出かけます。

先月一度訪れた いわき養護学校ワークショプ第2回の日です。

さてさて、先生方の作ったものは無事素焼きができたでしょうか?

僕の方も本焼きの窯が出ました。

ちなみにこんなのです。

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さて、荷物積み込んで常磐道を走り北上です。

僕もそろそろ出かける準備ですが、

顔は洗いますけど自分には化粧は塗りません。


塗るような顔は持ち合わせてないので。


ワークショップという舞台ではスッピンで上がらなければなりません。

今日も体当たりですかね。

先生お手柔らかに。   出町光識


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by super-bird | 2006-08-29 09:07 | 美術to工藝
窯・窯・窯
僕のアトリエにある窯の話です。

昨日はラボラトリーで窯詰めしましたが、

今日は自分のアトリエで窯詰めです。

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電気窯20KWは本焼きの詰めを途中までしました。

0.1の灯油窯では素焼きをしています。

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明日の昼までに2回素焼きします。


それを電気窯に入れるのです。

小さい窯は小回りがきいて回転良く、便利です。

1日で素焼き、本焼きができ翌日には窯だしができ納品できる早業です。


大きな0.7灯油窯は今はお休みです。

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大きい作品の乾燥待ちです。


お米を炊く電機炊飯器と同じで高速炊きができる

ちび窯は大活躍なのです。

山椒は小粒でピリリと辛い、ってかな。   出町光識
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by super-bird | 2006-08-24 19:19 | 美術to工藝
田尻小学校の陶板画本焼き開始
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田尻小の子供たちによる
デザインコラージュ資料

日立のラボラトリーで田尻小学校の陶板画の釉薬掛けをしました。


子供たちが作った顔、顔、顔。

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ひとつずつに筆を使い彩色していきます。

丁寧であっても、大胆すぎても良くないとの判断で

結構、単純作業ながら考えながら色塗りを進めています。

やっても、やっても。

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顔が出てくるところで今更ながら900人を超える

コラボレーションに大変さを感じたりして。

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窯詰めもまるで
クッキーを焼くかのようだね。


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窯の中は
子供たちの顔でいっぱい。

田尻小のみんながんばりまっせ。  出町光識
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by super-bird | 2006-08-24 10:33 | ワークショップ
うつわ孝
昨日は茨城県 日立市にあるラボラトリーへ仕事で向かった。

下道を使っての三時間の夏のドライブだった。

車内の男3人は

どこかの映画で見たロードムービーのようだった。


太陽も暑く、海が近いこの辺りは

何処となく空気が暖かく、筑波山系の辺りとは違うなと毎度感じる。


スピカーから流れるラジオのミュージックに飽きると

陶芸家 二階堂明弘氏とベラベラとうつわの話をする。


前のブログの続きだが。。。。


人間はうつわ使い大地から離れ食事をする、

野生という本能に対し

知性や理性の現われの形だと

うつわを考察する。


お互いのたまわって話した。

陶芸の話は

技術と政治的活動の話に成りがちでつまらないが


この類いのうつわを解して

美しいと感じる現象の話は興味深い。


やはり、純粋にかたち作る祈りにつながるからだろうか。  出町光識
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by super-bird | 2006-08-24 09:02 | 気になるおしゃべり
手のかかる子
なんど直しても割れてしまう。

手のかかる子がいる。

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(制作中の
筑波山がモチーフ作品)

どこかで作る過程で手順に誤りがあったり、

無理があるかたちだったりと

こちらの都合を押し付けたときにあらわれる。


粘土の乾燥中のひび割れ。


それからは毎日、いや毎時間めんどうを見てあげる。


またひび割れる。


またまた。。。


諦めればいいのだろうが、


習い憶えてきたこととしてそれができない。


心配が尽きない時間だけが流れる。

子守の時間は終わらない。   出町光識
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by super-bird | 2006-08-18 03:20 | 美術to工藝
もののけの夜
寝苦しい夏の夜、寝汗と蚊の羽音に起こされると丑三つ時。

さてさて、パチパチと日記いきますか。

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台風が
近づいているせいなのか
昨日の空はきれい。

筑波の山に夕日が
当たり輝いていた。

イスラエル旅人Dさんは東京でどんな空見ただろうか。

彼女が東京に旅立前にアトリエによってくれ、

僕の作りかけのカップを見てすごく喜んでいた。

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こんな感じ。もののけCUP。

取っ手が顔になっています~。


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カップの裏にも顔があります。

カップの底に顔があっても
イイいじゃないか?


なつかしの岡本太郎CM。


日本ではどんな物でも100年経つと物の怪(もののけ)になるといわれています。

そんな遊びなイメージの仕事です。


カミサマいっぱいの島、日本の話はイスラエルの一神教のDさんにも

話しましたが、必ずこの手の話を外国の人にはなしますね僕。

自慢の島国風土なので。


そんなDさんお気に入りでしたね、このもののけCUP。

みなさんどうです、可愛いでしょう。


子供の頃、僕は水木しげるさんと円谷英二さんの

妖怪、怪獣だけがが友達だったな。

内気で人見知りだったのでね。

だから、描く絵はみんなこんな奇妙な友達ばかりで。

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今でも
こんな友達作ると
妙に落ち着くんです、正直。


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少々ピンボケです。

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あとはこんなやつらも
今日の友達です。

夏の暑さと昨日焚いた窯の熱で

アトリエは寝苦しさの室温、

朝まで夜のアトリエはキミタチモノノケノモノダヨ。

ご自由にどうぞ。  出町光識
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by super-bird | 2006-08-09 02:26 | 美術to工藝
キャべチボール
銀座をはじめ東京ではバブルが再来したらしく、

格差は広がりを見せたものの、経済が動き出したらしい。


あまり、いやまったく僕には関係ないのだが。


景気がいいので外食産業もしのぎを削り、

料理にはブームがあり、ファッションとしての流れがあるので

何処も変わらないが、器に関しては

あちこちでこだわりをみせだしているらしい。

飲食はサービスや料理では他と差がつけられずに

店舗内装と器のオリジナリティにねらいをつけてるらしい。


これもまた僕にはあまりまだ関係がないのですが。


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これはある有名な料理店から
頼まれた器です。

僕のアトリエでは
キャべチボールと
名前がついています。

作り方は二枚のたたら板を重ねて作ったものです。

昔作った「二枚舌」という皿の進化系バリエーションです。


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たたらとは粘土を
板状に延ばしたものです。


ハムみたいでしょ。
これを床に叩きつけ不定形に伸して

二枚を石膏型の上で重ね、またまた延ばします。

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その姿がキャベツの葉を
むいたかたちに似ているので
名前がついています。




不定形なものなので
ひとつひとつ違う物を同じ雰囲気に
見せるのが結構難しいのです。




同じすぎても工場製品になってしまうし、

作家ものとして作るのが腕の見せ所です。

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まあ、食事をする時、
お客様が器と対峙するのは
どんな時でも一対一なので
ひとつひとつの仕上がりが
勝負なのですが。
先ずは料理人さんに届けるまでは

気の抜けない緊張日々がつづきます。   出町光識
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by super-bird | 2006-07-27 00:55 | 美術to工藝
行ったり来たり、出したり入れたり
W杯で寝不足の今日はいささかツライ。

朝は車で移動、ラジオからは隣国のミサイル攻撃に議論白熱。

栃木県益子町M-styleに到着。

仕事は企画展の案内状の封筒詰めなどなど。

世界情勢がどんなであれ、中小企業タコ社長の本日の雑務は山ほどある。

昼過ぎには陶芸家に変身~。

茨城県桜川市の自宅アトリエで窯だしをする。

じゃかん温度が低かったので、釉薬の解けも面白く上がっている。

今回の窯はなかなか良いと満足満足。  
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そしてこんな感じ。
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そんでもってこんな感じ。     
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                    T-BOXでの展覧会まであと五日です。


午後からはお客さん、ギャラリーの社長Oさんと打ち合わせ。

ギャラリー販売とネット販売の打ち合わせ。

僕の作品の中から知らない一面を見て、喜んでくれた。

なんとも嬉しい。(どんな作品かは秘密です。)

足元の悪い中遠くからありがとうございました。

夕方からは、もうひと踏ん張りの窯詰め。

今日は出したり入れたり。忙しい。


外は暴雨がフル振る、ザーザーだわ。


雨ニモマケズ、こんな日でも外で釉薬がけをする。

雨大好き。濡れ濡れだ。

雨粒が僕にあたり冷たい。

乾いた素焼きの生地に雨があたり、釉薬と共に染み込んでいく。


なんだか心地いい感覚。


作品が少しのスカスカの窯詰めは僕らの業界では大名焼きという。

今回のオブジェは温度域を狙って良い物が取りたいのであまり数はつめません。

炊き上がりは明日の明け方、TVでW杯の準決勝戦を見終わる頃だな。


明日は朝から真壁小学校の6年生「田舎っぺ・クレー・クラブ」の授業がある

子供たちに向き合うために体力温存。ひとやすみ、ひとやすみ。

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           窯だしされた真壁小の子供たちの作品、明日お楽しみに。
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by super-bird | 2006-07-05 21:54 | 美術to工藝
明日のためにその1 キーボードを打つべし!
会社のブログデビューは難しい。

社長のあいさつ。こんな物は読みたくない。

とりあえず、写真は何を使おうか?

アトリエから見える筑波山。

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なんともわが社を象徴するかのごとく、泣き出しそうで雲行きが怪しい。

いけない会社のために前向きに書かなければ。

えーと、陶芸というジャンルの職業にしていると、

趣味と産業の枠の中でもがくことが多くなる。

望む望まないを別に、残念ながらそれに慣れてしまった人の多い環境だからである。


もちろん、僕の身体にもそんなダメダメウィルスは蝕んでいる。

気を許すと陶芸家ゾンビになっちゃうんだ。ジョージ・A・ロメオ。


めちゃくちゃ後ろ向きだぞ。とにかく、

陶芸は趣味であるからあくまでも個人的作業でパブリックな展開を望まない。

そして、

陶器産業として大きく発展を遂げてきて、古代からの焼き物の持つ呪術的精神性は

うすくなってしまい、文化でなく文明という消費に加担してきた。

だから、

現代において陶芸は、行き詰まりのジャンルである。

その業界で働いているから言いたくは無いが技術的発展も精神論でも後ろ向きだ。

またまた後ろ向き発言。こんな考えをしていると毎日が迷い道、回り道の連続だ。


段平「ジョー、立つんだ。ジョー。」

オイラにゃー獣の血が騒ぐ、ルルル、ルルルー。明日はどっちだー。by寺山修二

まー、ともかく

昨年に会社を始めたのもそんな慣れきっている状況に蝕む自身の

身体に無理やりメスを入れるためである。


出町「蝕むダメダメウィルスから助けてください、ブラックジャック先生!」

B・J「このオペは1000万円だ、それ以下にはびた一文まけられない。」

出町「天才外科医ブラック・ジャック、あなたは神か悪魔か。。。」


会社というパブリックな存在価値は世捨て人にならないための陶芸家にとって、

最高のオペとなるのか、それとも特効薬になるのか。それとも。。。

今後に期待を。

さらば陶芸。こんにちは、クレーアート。

表現者すべての自由人のために。

こんなことで僕の頭がグルグルでも、話し相手の筑波山は今日も雄大に動かざるだな。

                                               出町光識
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by super-bird | 2006-07-05 03:31 | 美術to工藝